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No.003 文書再設計|規定が存在しない

6月9日
読了時間: 2分

更新日:9月28日


条文が曖昧なのではありません。

条文そのものが、存在しませんでした。


来客・外来者・訪問者に関する条項:なし。

寮則本体(全14条)に、来客規定は存在しない。

出典:ある学生寮の寮則(全14条)


・来客規定:存在しない

・判断者:記載なし

・対応手順:記載なし

・責任者:記載なし


第13条・第14条により、寮監長の裁量に一任されていた。


来客への対応は、寮監長が「その都度判断する」構造になっていた。

手順も、記録も、引き継ぎも、どこにも書かれていなかった。


規定がないということは、何をしても「規則違反ではない」ということでもある。

同時に、何をしても「根拠がない」ということでもある。

担当者は、毎回ゼロから判断していた。



来客申請(入居者が事前に届け出る)

 ↓

受付確認(管理責任者が来客者情報を記録)

 ↓

滞在エリアの案内(共用スペースのみ)

 ↓

滞在時間の確認(午後9時までを基準とする)

 ↓

退出確認・記録保存


・来客規定を寮則本体に明文化しました

・判断者を管理責任者として明記しました

・手順を文書化し、引き継ぎを可能にしました

・記録を組織で保持できるようにしました


規定がなかったのではありません。

書かれていなかっただけです。


現場では誰かが判断していた。

その判断を、文書に戻す。

それが文書再設計の仕事です。


来客規定が寮則に存在しない場合、一緒に見ることができます。




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