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形成史
15|現在地
現在地 壊れない選択肢を残すために 私は、2025年7月末までIB校の国際寮で働いた。 同じ会社で4回転勤をし、それぞれ異なる大学の国際寮とIB校を経験した。 エピソードに綴られていることは、全て体験談だ。 その後、妻とともに中古のマンションを購入し、生活の拠点を関西に移した。 環境を変えるためではない。 私達ももう若くはない。 人生の残り時間を前提に、妻と私の生活の規模と速度を整え直すための選択だった。 私は移住先でフォークリフトの資格を活かし、倉庫で働いた。 毎日10〜20kgの商品を抱え、棚に積み、降ろす。 特別な肩書きのある仕事ではない。 だが、この仕事を選んだ理由がある。 一度落ちた体力と筋力を回復させること。 生活の感覚を身体から取り戻すこと。 机の上だけで考えていると、世界は簡単に狭くなる。 現場から離れると、自分が何者でもないことを忘れ、知らないうちに肥大する。 それを避けたかった。 体重は、いま自分が最も自然だと思える位置まであと1kg。 90〜100cmの段差なら、ためらわずに飛び乗れる程度の筋力も戻った。 数字としては小さい

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7月4日読了時間: 5分
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